子宮筋腫 子宮全摘 開腹手術⑦ 術後5日目6日目

術後5日目&6日目

 

この頃になると結構暇になってきます。

 

看護師さんや先生が様子見にくる頻度もグッと減り、先生は来ないときも・・

 

痛みももう変わらず。

相変わらず痛みというより、ドンっとした重さのほうが気になります。

鉛はいってんちゃう?

 

 

術後6日目

退院前の診察がありました。

内診あり。

 

 

特に問題なし。

傷口に貼ってたテープが剝がされました。

 

後は、小さなベージュのシールが縦に10個ほど貼ってるだけとなりました。

(こんなんで大丈夫なん??)

 

あ、私の開腹手術は横でした。

 

おへその下10センチくらいのところを横に10センチほど。

 

又、別記事で書きますが、元々腹腔鏡手術でいけることになっていたのですが、持病の耳の疾患のため、開腹手術になりました。

 

ニュープリン注射のおかげで筋腫がだいぶ小さくなっていたのもあり、横切開になりました。

 

私はぶっちゃけ縦でも横でも良かったのですが、、

 

先生に「横と縦どっちがいい?」

 

と聞かれ、

 

「痛くないほうで!」

 

と返答したら

 

「まぁどっちでも一緒かな」

 

と、、、

 

 

ということで横切開になりました。

 

 

話は戻りますが、

 

退院前診察でOKがでたので、次の日(火曜日)に退院できることになりました。

 

 

 

 

 

子宮筋腫 子宮全摘 開腹手術⑥ 術後4日目

術後4日目

 

いつもと変りなく、早朝からの検温・血圧・体調チェック

 

看護師さんと先生がちょいちょい様子見にきてくれます。

 

今日の日勤看護師さんはだれかな~?とか考える余裕も出てきます。

 

 

この日辺りから段々痛みを感じるようになってきました。

神経ブロックの効果が切れてきたのかな・・・・??

 

とは言え、痛み止めはなくても大丈夫なくらいです。

 

ベッドから起き上がるときに、グググッと痛みますが起き上がったらそんなにです。

 

咳とくしゃみは地獄です。

 

いっきに痛み度数MAX10くらいきます。

 

術後4日目には下からの出血は全くなくなりました。

 

 

この日から一つ新しい日課を課しました。

 

病院1階のドトール&ローソンまでの買い出しです!

 

病棟(6階)を出て、エレベーターに乗り1階まで、そこから結構歩きます。

 

なかなかの良いリハビリです。

 

この日は土曜日で外来が休みなので、広~~い大学病院の院内もがら~んとしています。

外来やってる時間やったら行けなかったと思います。

外来患者多くてぶつかったら怖いし、何よりパジャマやし・・

 

ドトールでは、私がパッと見て入院患者と分かるからなのか、店員さんがこの上なく優しかったです。

テイクアウトというと、シロップも入れてくれ、ストローまでさしてくれて渡してくれました。

 

 

んで、ドリンク片手に病棟までテクテク戻ると、術後の死にそうになってた私を懸命に看病してくれた(当たり前やけど)看護師さんに会い、

 

「1階まで行ったんですか?いやぁ~元気にならはって~ 良かったです~♡」

 

と笑われました(笑)

 

 

無事、新しい日課も完了。

この日課は退院まで毎日続けました。

 

 

 

→術後5日目

 

 

 

 

 

 

 

子宮筋腫 子宮全摘 開腹手術⑤ 術後3日目

術後3日目

 

早朝からは日課の検温・血圧・体調チェック

 

朝ごはん(もうすっかり通常食です)

 

 

この日からシャワーがOKになりました。

 

シャワー室に順番を取りに行く。

 

シャワー室は2つあり好きなほうを使ってOK

横に時間表があり、空いてる時間に自分の札を入れて予約するシステムでした。

 

 

シャワー前に、看護師さんが防水テープを貼ってくれました。

 

 

シャワー室の鏡で初めて傷口を見る・・

(傷口のテープは透明なので傷口がうっすら見えます)

 

きれいなのか汚いのか、普通が分からないので??ですが・・

 

テープに付着している黒いのは術中に出た血とのことで、もう固まってるから気にしなくていいとのこと。

 

 

恐る恐るシャワーしました。

 

真正面からシャワーをあてるのが怖かったので、できるだけ傷口にかからないようしましたが・・・

 

防水テープもしてるしあんまり気にしなくて良かったのかも・・

 

 

 

痛みも昨日とさほど変わりなく、横になってるとほぼ痛みは感じなく、動くとズキっとするくらい。

傷口よりお腹の中の変なおも~い感じのほうが気になります。

 

臓器が一つなくなってるはずなのに、術前よりお腹が膨れて鉄の重りでも入ってんちゃうか?ってくらいドーンと重い感じがします。

 

でも、ずっと寝たきりだと癒着が起こり、ひどいと腸閉塞になるので、ちょいちょい起きてトイレ行ったり廊下歩いたりしてました。

 

 

そして本日のメインイベント

 

周術管理科(麻酔科)で術後の問診です。

 

前日に看護師さんから問診票を渡されて、お呼びがかかったら周術管理科まで行ってください、と。

 

周術管理科は、入院前に麻酔の説明を聞きに一度行きました。

 

婦人科病棟とは病棟も違い、迷路のようなところを歩いて行かないとだめなんです・・

 

病棟(6階)からまずエレベーターで2階まで降りて、そこから歩いて麻酔科のある病棟まで、違うエレベーターに乗り換えて3階まで、そこからまたトコトコ歩いて周術管理科まで。

 

地図なかったら辿り着けてないと思います・・

 

術後3日目の体で、この距離歩かすなんて鬼かよ・・と思いながら、恐々と外来の患者さんもいる中歩いていきました。

パジャマで。。

 

もう、初めてのおつかい状態です。

 

そして、めっちゃ頑張って周術管理科まで辿り着いて問診・・

が、なんとこの問診が1分ほどで終わりました・・(´;ω;`)

 

ええええっ!・・・10分くらいやってや・・と・・こんな大変な思いして着たというのに。。

 

麻酔科から

・手術は滞りなく行われた

・特に変わった麻酔や薬は使ってない

 

ってのを伝えられただけです・・

 

他の患者さんに聞いたらもっといろいろ話したみたいだったので、麻酔科のその時の担当者によって変わるのでしょう。

 

で、また婦人科病棟までトンボ返りです。

 

病室に辿り着き一息

 

なんかすごいタスクをこなした感でいっぱいでした。。

 

 

 

こんな感じで術後3日目終了

 

→術後4日目に続く

 

 

子宮筋腫 子宮全摘 開腹手術④ 術後2日目

術後2日目の朝を迎える。

 

早朝から、検温・血圧・体調チェック

 

朝ごはん

 

その後、待ちに待った尿管からの離脱試験!!

 

まず、看護師さんに見守られながら部屋のトイレまで(といっても、私のベッドは廊下側のしかもトイレのすぐ隣のため、わずか5歩ほど)

 

すんなり行けたので、そのまま調子にのって廊下まで出て、洗濯機のある部屋まで歩いていく。まぁ30歩ほどですが。

 

 

試験合格!

 

無事、尿管&フットポンプからの卒業です!

 

めっちゃすっきり!

 

着圧ソックスとフットポンプがこんな暑かったなんて・・

 

脱ぐと爽快感半端ないです!

 

 

術後2日目の朝、ようやく尿管&フットポンプから解放されました。

 

私のように吐き気もなく、特に問題なかったら本来は術後1日目に取れるようです。

 

 

 

これで残りは点滴のみです。

 

もう水分もごはんも食べれていたので、この時点で点滴も取って良いみたいですが、新しい袋に取り換えたところで勿体ないので、これが終わったら外す、ということになりました。

 

 

普通に歩けてトイレも行けるようになったら、もうこっちのもんです。

 

この頃の下からの出血はもうほとんどなし。

ナプキンに申し訳程度についてるくらいです。

 

 

まだ点滴はしてるけど、点滴棒を引き連れてちょっとウロチョロしてました。

 

 

痛め止めはもう何もしてなくて、飲み薬の頓服のみになってます。

 

でも飲まなくても大丈夫なくらいの痛さでした。

 

看護師さん曰く、まだまだ神経ブロックが効いてるからちゃうかな?

 

と。

 

神経ブロック万歳!!

 

神経ブロック、徐々に弱くはなってくるけど約1週間くらいは残ってるみたいです。

 

 

術後2日目もまだ点滴中なのでシャワーはできません。

看護師さんが、体を拭いて着替えさせてくれました。

 

看護師さん天使です♡

 

 

そして夕方になりやっと点滴が終わり、同時に針も抜かれました!

 

 

これで何もかも自由に!

 

かなり人間に戻った術後2日目でした。

 

 

→術後2日目に続く

 

 

 

 

 

子宮筋腫 子宮全摘 開腹手術③ 術後1日目

術後1日目

 

朝から水分のみOKとなりましたが、しんどくて起きれないので、看護師さんがコップを口元まで持ってきてくれます。

 

点滴+フットポンプ+尿管  ついたままです。

 

予定では今日の午後には全部はずれるはずでしたが、まだふらふらだったのでNGでました。。。

 

ちょいちょい看護師さんと先生が様子見に来てくれるので、寝たきりですがそんな暇じゃないです。

むしろ寝かせといてくれ、、と思うほど・・・

 

 

そんな中、お昼ご飯から5分粥開始

 

意外に食べれる。お腹は空いてました。

 

点滴は、常時水分補給のためと弱い痛み止めのみ。

 

傷口&お腹の痛みはほとんんどありません。

 

毎回、看護師さんに今の痛みの程度を10段階で聞かれる。

 

「0が全く痛みなし、10がのたうち回るほどの痛みだとしたら今はどれくらい?」

 

 

これが悩む。

 

横になってるときは本当に痛みはほぼ感じないので2~3くらい?

動いたら5くらいかな??

 

毎回こんな感じで答えていました。

 

 

で、この辺りで驚愕の事実が判明!! 

 

看護師さんに

「痛み止めの追加のボタンは押しました?」

 

 

へ?

 

となる。

 

 

全く知らなかったのですが、点滴にもう一つ手動の痛み止めがついていたのです!!

 

硬膜外麻酔でよく使われる1回押したらその都度痛み止めが追加される、というあのシステムです。

 

そんなん初耳やし、そのシステムがあることは知ってたけど硬膜外麻酔の人だけかと思ってました。。

 

普通の点滴にもあるんですね・・

 

 

でも、耐えられない痛みではないので、結局この手動痛み止め追加ボタンは一度も押すことなく終わりました。。(1回押してみたかったな・・)

 

 

晩ごはん

3分粥にレベルアップ

 

まぁまぁ食べれました。

 

 

その後、看護師さんが、病院着から自前のパジャマに着替えさせてくれ、体も拭いてくれました。

 

術後に履かされていた丁字帯からパンツにチェンジ!

今思えば、術後は別に丁字帯じゃなくても良かったんじゃないの??って思いますが、、

 

だって、特に傷見るのも普通のパンツもできるし。

 

下からの出血があるときに見やすいんやろうか??

 

全部一新してスッキリです!

 

段々、体も心も元に戻っていく感じがします。

 

と同時に、そうなると尿管が気持ち悪くなってきて看護師さんに訴える。

 

 

もう立ってトイレくらい行けそうやけど、今日は遅いから明日朝一で尿管はずしましょう!

 

となりました。

 

 

なので、この日もまだ点滴+フットポンプ+尿管 のまま就寝です。

 

 

→術後2日目に続く

 

 

 

 

 

 

子宮筋腫 子宮全摘 開腹手術②-2手術当日~術後1日目

手術当日の続き

 

病室に着いたとこらへんで目覚める。

 

はい、強烈な吐き気と頭グルグル

 

「吐くーー!吐くーーー!目回るーーー!!!」

 

と必死に訴えるわたし。

こんなとき理性もへったくれもないです。

 

過去に一度耳の手術で全身麻酔をしたことがあるのですが、その時も全身麻酔から覚めた途端すんごい吐き気(というより吐いた)だったので、あ~やっぱり今回もか・・( ノД`)

と、驚きはなかったけどしんどかった。

 

 

ここから記憶が曖昧ですが、ひたすら吐き気との闘いで、うつらうつら寝ては吐き気で起きて吐いて・・ってループだったような。。

 

看護師さんと先生がしょっちゅう様子見に来てくれるのですが、そのたびに吐き気を訴えてました。

口の横には、あの病院によくある三日月みたいな形した容器を置いてもらってました。

 

この吐き気と嘔吐が延々夜中中続きました。

 

朝方、先生が来て

「きつい痛止めの点滴が原因かもしれないので一度とめますね。」

 

とその点滴をストップしてくれて、するとどうでしょう!

 

みるみる吐き気がましになっていき、おそらく3時間後には吐き気は全くなくなっていたと思います。

 

先生グッジョブ!!

 

これで地獄のような吐き気とおさらばです。

 

 

**入院前に周術管理(麻酔科)からの説明があったのですが、

全身麻酔後、色々な要因が重なり吐き気、嘔吐が出るそうで

 

若い女

・耳の手術

・腹腔鏡手術

・乗り物酔いしやすい

 

などなど

 

が、主な要因で、これが当てはまるほど吐き気嘔吐が多くなる、とのことでした。

 

*私は40代ですが、それでも’若い女性’に入るようでした。。

 

 

私は、全身麻酔+痛止めの点滴が合わず、ダブルパンチだったようです。

 

 

痛止めの点滴を他の軽いのに変えてもらったらすっかり吐き気は治まりました。

 

それと、手術中の麻酔ですが、

 

全身麻酔+神経ブロック

 

でした。

 

これは病院によって違ってくるので、必ずしも自分の希望にはならないのかも?しれません。

 

全身麻酔はみな同じだと思いますが、もう一つが硬膜外麻酔なのか点滴麻酔なのか神経ブロックなのかは違うようです。

 

私は、神経ブロック希望だったので希望通りでした☆

 

絶対、神経ブロックおすすめです!

 

 

→術後1日目に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子宮筋腫 子宮全摘 開腹手術②-1

子宮全摘手術 2日目 火曜日

 

入院当日は何もなくただただ寝るだけだったのでぐっすりでした。

2日目は手術当日です。

 

 

手術当日の朝ごはんはなし。

飲み物は12時までOKでした。

 

 

朝9時 ドキドキの浣腸(看護師さんが嫌な顔ひとつせず浣腸してくれます。。)

 

できたら5分くらい我慢してほしい、と言われたのですが、全く我慢できずすぐさまトイレへ・・

看護師さんにも

「ベッドで待たなくてもトイレで座って待ってていいですよ~」って言われたので。。

 

前日からちょっとお腹壊し気味だったためかあんまり出ず、、

こんなんでいいのか??と思いました。

 

事前情報によると、浣腸後には看護師さんによる排便チェックなるものがあるようでしたが、

私はありませんでした。。お腹壊してる、って言ってたからかなぁ?

同室の方は排便チェックされてましたが( ;∀;)

 

浣腸が終わったと思ったらお次は点滴

 

この点滴は病棟看護師さんではなく、なんか点滴のプロ?みたいな男の先生が来て

サクッと点滴してくれました。

(同室の方も、術前の点滴はみんなこの男の先生のようでした。ほんまに点滴のプロなんかも?)

 

この点滴、ほんまに神でした!

術後2日目に抜くまで一切腫れず痛みもなく違和感もなく、点滴してるの忘れるくらいでした(^^)

 

その後、

 

手術は16時~の予定でしたが、10時くらいに看護師さんが来て、

13時~に早まったとのこと!!

え、早まりすぎじゃね??って思いましたが。。

 

で、水分もこの時点でストップ

 

急いで、旦那と母に13時に病院に来てもらえるように連絡しました。

 

術着に着替えて、弾性靴下を履いて待機。

 

13時 看護師さんが呼びにて一緒に歩いて手術室へ。

 

病棟の外の家族待合室のようなところで旦那&母と面会(挨拶のみ)

 

エレベーターに乗り手術室到着

 

ここからが早い早い!

 

手術室前で名前と何の手術かを確認して手術室へ。

 

手術台に寝る

心電図、酸素測るやつ、酸素マスクとか色々つけられる。

麻酔の人「じゃあ今から眠くなる点滴いれますね~」(とかそんなこと言ってたはず)

 

たぶん手術台に寝転んでからものの1,2分でした。

 

 

目覚めたら病室でした。

 

 

②-2へ続く